外壁塗装の人体への影響は?お家での対策と注意点

外壁塗装と聞くと、使用されている塗料などの影響が人体に及ぶかもしれない、と不安になる方がいらっしゃいます。確かに使用される塗料には人体に悪影響を及ぼすものもありますが、意識をして選べば害の少ない塗料もあります。特に赤ちゃんなどに被害が及ばないようにしっかりと気をつけておくことは大切です。今回は、お子様がいるご家庭で外壁塗装を行うにあたり、被害を少なくするための取り組みをご紹介します。

壁塗装が身体に及ぼす悪影響

吐き気やめまいなどの身体的影響

外壁塗装で使用される塗料は、人体に悪影響を及ぼすことがあります。塗料から発せられるニオイを吸い込みすぎると軽度の吐き気やめまいなどの健康被害が予想されます。視力の低下や頭痛などに繋がることもありますので、使用されている塗料には気をつける必要があります。また、塗料は揮発性が強く、ガス状になるため口や鼻から入るだけでなく、皮膚などから入り込んでくることも十分にありえます。触れないための工夫も必要となります。

睡眠障害や化学過敏症などに陥る恐れも

身体的な影響だけでなく、吸い過ぎによって睡眠障害や化学過敏症などの症状が現れることもあります。特に塗料に含まれる「シンナー」の中毒症状は多岐に渡って実例で確認されていますので、とにかく吸わないための取り組みが大変重要になります。大人の方にも外壁塗装が行われている際には注意が必要です。

お腹の中の赤ちゃんにも影響する可能性が

塗料のニオイは生後の赤ちゃんだけでなく、お腹の中にいる赤ちゃんにも影響する可能性があります。大人よりも赤ちゃんへの影響の大きさが目立つため、妊娠中の方は塗料のニオイを大量に吸ってしまわないよう気をつけるべきでしょう。長く吸い過ぎてしまうと妊婦の方はつわりがひどくなってしまうこともありますので、極力ニオイから遠ざける生活を心がけましょう。

施工の際に気をつけておくべきポイント

窓を開けないようにする

生活をする上で部屋の換気をすることはとても重要です。しかし赤ちゃんに影響を及ぼさないためにも、外壁塗装をしている時は窓を開けるタイミングを考えるようにしましょう。塗料のニオイは窓をはじめあらゆる隙間から入ってくることがあります。窓を開けるとさらにニオイが家に充満してしまい、部屋中臭くなってしまうこともありますので、窓は開けないようにすることが望ましいです。扇風機などを使って部屋の空気を循環させるなどし、工夫を凝らすようにしましょう。

洗濯物にニオイがつかないようにする

洗濯物を外に干したりしてしまうと、そのまま衣類にニオイがついてしまうこともありますので注意が必要です。外壁塗装を行なわれていると塗料のニオイが気になって必然的に部屋干しにすることになりますが、そうなると部屋干しのニオイが気になってしまう方もいることでしょう。コインランドリーや気にならない部屋で洗濯をするなど、柔軟に対応することをオススメします。

実家などの別の場所に移動する

塗料によって赤ちゃんに影響が及ぶのが不安な方は、実家などの別の場所に移動して塗料のニオイに触れない場所に行くことがよいでしょう。生活環境が変わってしまい、赤ちゃんにとってストレスを感じる生活になってしまうかもしれませんが、どうしてもという方は近くの実家だけでなく仮住まいできる場所を見つけておいて早めに移動しておくのも一つの方法となります。

影響を及ぼさないようにする取り組み

親身になってくれる業者を選ぶ

外壁塗装をする際は、赤ちゃんのいる家庭に対して親身に寄り添ってくれる外壁塗装業者を選ぶようにしましょう。赤ちゃんに出来るだけ危害を与えないような配慮で設計を考えてくれる業者は信頼感があり、満足のいく塗装にも応じてくれるでしょう。信用のおける業者を選ぶことが大切になってきます。

害の少ない塗料を使ってもらう

塗料によっては害の少ない塗料もあります。万が一赤ちゃんが舐めてしまっても大丈夫な自然系の塗料もあり、安全な塗料を使用したいという場合にオススメです。また、油性塗料よりも水性の塗料の方が全体的に比べてニオイの強さも小さいので体に優しい塗料を選ぶことで影響を少なくすることができます。

まとめ

外壁塗装で使われる塗料のニオイが赤ちゃんに影響されることが不安で、なかなか塗装をすることに踏み切れない方もいらっしゃると思いますが、気をつけておくべきことを知っておけばあまり影響を及ぼさずに施工を完了させることができます。有限会社ライトでは地域密着型の外壁工事を承っており、お客様に満足を提供することを心がけて施工を行なっています。赤ちゃんを抱える家庭の皆様にも配慮した相談にも乗ることができますので、お気軽にお声掛けください。